【92】 2005秋 錫杖湖と龍王院(津市安濃町) 2005.11.30

錫状湖は、1989年に竣工した安濃ダムによって、安濃川水系の川水を堰き止めて造ったダム湖である。湖水は下流域の津・安濃・芸濃・亀山地区の灌漑用水として用いられる。
命名は、近くにある錫状ヶ岳(677m)に由来する。錫杖の名前は、山の形が修験者の持つ錫杖に似ているからとか。古えから、雨乞いの霊山としても知られている。
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展望台から湖面を望む |
ダム堤から川下を俯瞰 |
川下からダム堤を仰ぐ |
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長徳寺 山門 |
堤の紅葉 |
モミジの間から山門をパチリ |
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向いは竹林 |
向いは竹林 2 |
落ち葉の絨毯 |
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墓地堤の紅葉 2 |
竜王桜 |
刈り取り後の田圃を焼く煙 |

錫杖湖に登る道路の途中、芸濃町雲林院に長徳寺があり、この寺の墓地を取り巻く紅葉の木々が見事である。
境内には、昭和16年に三重県の天然記念物に指定されている龍王桜がある。龍王桜はフゲンサクラの異種で、染井吉野、山桜より1週間ほど遅れて開花し、同時に葉も付けるとか。春にはまた、桜見物と洒落込もう。
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